2011年2月11日金曜日

革命的なDAWになる?Ohm Force のOhm Studio

今のDAW は基本的に1人用(多人数で一斉に編集したりするのに向いていない)なので、他の人とコラボする際はプロジェクトの同期や、そもそも同じDAW を持っていないといけない問題があったりします。

そんな世の中で最近になってNETDUETTO というツールが出現して、ネットワークを介してセッションを可能にしたりと、これからどんどんネットとの親和性が取られていく方向に向かっていくと思っています。


そんな中、Ohm Forceからコラボを前提とした「Ohm Studio」というDAW が登場しようとしています。







「Ohm Studio」はコミュニティーとDAW が合体したものになっています。
リンク:リアルタイム更新のオンラインコラボ機能を備えたDAWが登場間近 : Ohm Studio


実はこの「Ohm Studio」は今ベータテストを実施していまして、僕もTwitterで仲良くさせて頂いている方から紹介を受けてベータテストに参加しています。

ちなみに、ベータテストに参加を申請するフォームが本家HPにあるんですけど、何故かそこから申請しても待てど暮らせどベータテストの誘いはきませんでした(苦笑


当初、Ohm Studioはクラウド型のDAWなのかな?と思っていたのですが、どうやらOhm Studioはアプリベースでそのバックグラウンドでクラウドのストレージに自動的にバックアップをしているようです。

その保存の間隔が時間(分、秒)単位なのか、何か変更を加えるたびに保存されるのかは分からないですが、保存待ちのような状態はありませんでした。

上手くいけば、『「command+s」押してなかったー!!』っていう叫びがなくなるかもしれません(笑

もちろんアンドゥー&リドゥー操作も出来ますよ^^



ということで、昨日初めて招待して頂いた方と一緒にOhm Studioを触ってみました。




これ、複数人で触ってるとすごい面白いです!!

向こうにいる人が操作しているとその通りに画面がヌメヌメと動き出して、こちらのDAW 上でリアルタイムで同期されます。







離れた人とコラボするにはほんとに最適なツールだと思います。

ちなみに、今日Ohm Studio で昨日のプロジェクトを開いてみたところ、昨日の状態で開けましたが、昨日プロジェクトを閉じた後に誰かが変更を加えていたら、その状態でプロジェクトが立ち上がるのですが、YouTube の動画を見た感じだと過去の保存状態にも瞬時に戻せるみたいですね。

つまり、場所だけではなく時間の概念さえも考えなくていいと^^


ただ、今はベータテストということもあり、色々不具合も散見しました。。。


・チャット機能。

Ohm Studio の左下の領域で現在プロジェクトを開いている人とチャットが出来るのですが、日本語が入力できません。

ここは現状、Skype で乗り切るのがベスト!!w


・オーディオ、MIDI 入力に関して

昨日、持てる知識をフル活用したのですが、僕の使っているMIDI キーボード(AKAIのMPK49、nanoKEY)ではMIDIの入力が出来ませんでした。

あと、オーディオ入力に関しても出来ませんでした。

オーディオ、MIDI入力が出来なかったのはかなり痛いのですが・・・(苦笑


・Gearが分かりづらい

Ohm Studio で目玉なんじゃないか?と思うのが、プロジェクトの画面の下部分にある「Gear」と呼ばれるものです。




これが目玉(と、僕が勝手に思い込んでいるのですが^^)なのに、ものすごく使いづらい(苦笑

右のラック部分から使いたいプラグインをドラッグしてくる形で、ドラッグしたものを結線したり、ラックの間に挟んでみたりと色々出来るのですが、ミキサーに慣れている僕からするとよく分からない・・・

あと、ドラッグしてきたエフェクトラックを消すこともできないw

Ohm Studio はVST プラグインをサポートしているので、それが使えるのはいいんだけど・・・


とりあえず不具合的なとこはこんなところ。


あと細かい事を言えば、アレンジウィンドウの拡大縮小をマウスのホイールで出来たらいいなぁ~とか、Logicのオーディオピンのようなものがあったらいいなぁ~とか色々ありますけど、とりあえず音声周りがなんとかなれば個人的にオーケー!!w

三単元のs ですら危うい僕の英語能力ですが、それも気合で乗り切る覚悟ですww


昨日はDAW としてのOhm Studio しか触っていなかったのですが、ブラウザ部分では主にコミュニティ機能が充実しています。

そこで、メンバーを探したりと色々出来るのですが、ほんとそれ自体に国境はないので英語は必須だと重く(それでいてポジティブに)受け止めています^^


そんなバグが散見している「Ohm Studio」ですが、これからの進化、結構期待しています!!


「Ohm Studio」に関してはこれからもこのBlog で紹介していきます。
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