2013年5月13日月曜日

Waves H-Delay で音の質感を変える

先日、Waves H-Delay について書きましたが、このH-Delay を触っているうちに「加工されたディレイ音だけ主音として使いたいなぁ」という欲求が芽生えてきました^^


どん底からのDTM生活 ~リターンズ~: とても音楽的で使いやすいディレイ Waves H-Delay






トーンコントロールやモジュレートで音の加工が出来るんですが、これがまたいい味を出してくれるんですよ奥さん!!




音作りにもH-Delay を使ってみる


ということで、今回は分かりやすいように動画を用意しました。

使用音源は僕がよく使うEXS24 のSteinway Piano Hall というプリセット(EXS24 のSteinway Piano にリバーブがアサインされているLogic のプリセットです)、前半はそのままアルペジオを弾き、後半はH-Delay を適用しています。





結構質感が変わってると思うのですがどうでしょうか?

ちょっと枯れたような音でありながら線の細さが是正されていると思います。




上記がH-Delay の設定になります。

「LoFi」をON にして「Filter」部分で音色のトーンを決め、「MODULATION」においてRATE を早めてDEPTH をちょっとだけ加味します。

ここの「MODULATION」で金属音のような歪みが足されるんですが、DEPTH を大きくすると耳に痛い音になる可能性があるので、わずかに加えるくらいでちょうど良いと思います。


もちろん、「MODULATION」で過激な音も作れるので、その際はDEPTH を大きくしてあげましょう!!


ディレイタイムは1ms に設定しWET 音100% にすることで、ディレイ音だけを使用しています。

この状態だと原音から1ms 遅れた音が出る訳ですが、1ms くらいなら遅れているとほとんど感じないので僕の中では許容範囲であります笑。

これが嫌な人はMIDI なり、オーディオファイルを1ms ズラしておくという手もあるが・・・^^


で、ここで何気に大事なのが「FEEDBACK」であります。




1ms のディレイ音に対して「FEEDBACK」を上げることで音が太くなるわけです。

H-Delay の特性からいって「FEEDBACK」を100 以上にすると発振しちゃうので、大体30 〜60 あたりで設定してやるといいと思う。


今回は「FEEDBACK」を44 に設定して鳴らしています。


なかなかいいぞ!!H-Delay !!


このようにWaves H-Delay はディレイとして使うというより音作りの一環として使ってもなかなか面白いプラグインであります。

H-Delay で音作りした後に、H-Delay を後段に挿してディレイを得るなんという2段掛けもアリな気がするYO!!笑。

Waves Audio Ltd. » H-Delay







参考動画のアルペジオをもっといい感じに弾けたらよかったのだが・・・涙
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