2013年11月22日金曜日

Logic Pro X でオーディオのピッチを解析しMIDI ノートに変換

Logic Pro X になってピッチ補正機能がようやく搭載されました。それまでは「Pitch Correction」という全自動でかかるプラグインしか備えていなかったんですが、「Flex Pitch」という機能で細かい補正も出来るようになりました。





操作は至ってシンプル。LogicProXのFlex Pitchでピッチ修正してみた | SITE2913
Flex Pitch ...






Flex Pitch は直感的に扱えるようですね!!

ただ、Logic Pro X でFlex Pitch が搭載された恩恵はピッチ補正だけではないんです。Flex Pitch でピッチ解析を行い、それをMIDI ノートに書き出すことが出来るようになりました。



Flex Pitch を用いてオーディオをMIDI に変換


Flex Pitch を使う際、オーディオデータのピッチの解析を行い、その後に色々修正を加えていくんですが、Logic Pro X ではこのピッチを解析した状態 or 修正した状態をそのままMIDI ノートに書き出せるみたいです。




上記のようにFlex Pitch で解析を行ってから「編集」→「Flex Pitch データからMIDI トラックを作成」を選択。




すると、新たにMIDI トラックが立ち上がり、Flex Pitch のデータからMIDI リージョンが作成されます。




もちろん、Flex Pitch で補正した状態でも書き出すことが出来ますYO!!



便利そうだけど難はある


という感じで、オーディオのピッチを解析してMIDI に簡単に書き出せるようになりました。以前のLogic 9 だともっと複雑な手順を踏まないといけなかったような気がする。

ただ、便利そうに見えるけど、ピッチのノートひとつひとつの分解能というか、細かさみたいなのが結構大雑把なので、かなりアバウトな状態で書き出されます。


もっとMIDI ノートを細かくしたいという欲求が少しあるんだけど、それをするにはFlex Pitch ではさみツールなどを用いて細かく補正しないといけなくてメンドイ笑。


なので、鼻歌で吹き込んだメロのピッチをザッと見るとか、そういった用途にはオススメかな。


オーディオデータからMIDI を作成する需要がどのくらいあるか分からないけど、Logic Pro X だと簡単に変換することが出来ますよん。

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2 件のコメント:

  1. 仮歌自分で入れて、MIDI変換、Vocaloidにってのは面白そうかも。

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    1. >remps さん

      出来上がるMIDI リージョンが結構大雑把になったりするので、そのままボカロに転用するのは難しいですが、それを元にボカロを打ち込んでいくのはアリだと思います^^

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